3310秒!長時間露光で星の軌跡を撮るin御池

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星空の写真

久しぶりに星空の写真を撮りに出かけてきました。星景写真、撮るのはそんなに難しくないけど、どこで撮るかが問題です。

今回向かったのは都城市の御池。宮崎市内から約一時間(夜間の場合)。奥には高千穂峰を望むことができ、手前には程よい大きさの湖(御池だから池か)がありロケーション的にはなかなかいい場所です。

はじめに訪れる関門-暗闇の恐怖

ようやく目的地に到着。夜間の撮影では毎度のことですが、車を停めライトを消した瞬間に襲ってくる暗闇の恐怖は半端ないです。星の撮影の場合は出来る限り文明(光)から離れる必要があるので尚更です。かなり山奥なんかに行こうものなら、目が開いているのか閉じているのかわからないくらいのこともあります。

車の中で数分間気合いを入れて、いざ車外へ。ようやく撮影準備にとりかかります。

ピント合わせは超重要

星を撮るのにまずやるべき大事なことは「ピント合わせ」。ここをおろそかにすると撮った写真全てがピンぼけという恐ろしい事態になってしまいます。僕みたいにざっくり無限遠に合わせて「よし!」となってはいけません。

星の撮影にこれからチャレンジしたい方のために少し真面目に説明しておきます。

まずは、一番明るく光っている星を探します。見上げればすぐに見つかると思います。その星をターゲットにし、カメラを向けライブビューに切り替え。更に、画面をMAX拡大し、狙った光の「点」が一番小さくなるようにピントを追い込みます。もちろん三脚は必須です。こんなに感じですかね?

アクシデント発生!イメージセンサーが壊れた?!

無事にピントを合わせ、とりあえず一枚撮ってみます。すると、明らかにおかしい写真が…!

星の失敗写真

わかります?てか、明らかにわかりますよね?

撮影した写真の左側(よく見ると下の方も)が気持ち悪く赤くなっています。シャッタースピードを変えたりして何枚か撮ってみましたが、どれも結果は同じ。

余談ですが、最初の一枚を確認したときはとっさに左側を確認しました。これは、「どこかに赤い光源があるんじゃないか」と思ったわけではありません。赤い光源の確認、カメラの故障よりも先に「霊的な何か」を疑ったということは君と僕だけの秘密です(笑)

話を戻します。

どうやら、イメージセンサーが壊れてしまっているっぽい。強いショックと共に焦り…。

「これはまずい…。ここまで来て撮れ高ゼロはありえない…。」

救世主「COOLPIX A」

常に不測の事態を想定し備えておく…それが「できる男」。ですが、僕は違います。ただただ焦りを隠せない「超凡人」。

そんな「超凡人」にも、時々「運」が味方をしてくれる事があります。

僕は思い出しました。数日前に車に乗せていたニコンのコンデジ「COOLPIX A」を。このときの僕にはコンデジであろうと救世主でした。ありがとう、数日前の自分!そう思いながら車に向かう途中で更なるアクシデント。

カメラを早く取りに行きたい一心の僕は注意力が低下。そして、辺りは真っ暗。気付かない足元の段差。少し離れた所から猫の鳴き声。足元の段差・・・。

そりゃこけますよね。猫の鳴き声は全く関係ないけど、その猫もビビったに違いありません。いや、僕をあざ笑っていたかもしれません。持っていたカメラはなんとか守ったけど、なかなか痛かった・・・。

まぁ、何はともあれこれで撮れ高ゼロは回避できそうです。

露光時間3,310秒て撮った星空

この日の救世主「COOLPIX A」をセッティングし数枚撮影。その写真の写り具合からだいたいの露出時間を算出。ってカッコよく言ってみたけど、僕は露出計算なんて全く出来ないのでかなり適当です。僕の低能な脳内計算機が弾き出した答えは「だいたい45分」でした。

シャッターを開いてからは僕がすることは何もありません。少し離れたところに停めた車の中で待つこと55分…。

…ん?55分?

そう、シート倒して待ってたら寝ちゃってました(笑)急いでカメラを回収。今度は足元注意しまくりで(笑)

そんなこんなで撮影した写真が冒頭のやつです。露光時間は3,320秒。ちなみに、今は星の軌跡を撮る場合、インターバル撮影し比較明合成をするのが普通のようです(多分)。ただね、やっぱり一度はやってみたいよね、一発撮りで星の軌跡を撮るって。アクシデントもあったけど、やっと実現できて良かったです!

タイトル「星降る高千穂峰」

おわり